「ボケ」という言葉は差別用語だからと、誰が言い始めたのでしょう・・
認知症という病名にすり変えられてしまったのは、ホント残念・・
本来、ボケというのを漢字にすると「歩危」と書きます。
四国のお遍路でも大歩危・小歩危という地名があります。
おそらく、歩くのが危険な場所だから付けた名称なのでしょう。
歩危というのは字の通り、歩くことが危い。という意味にほかなりません。
失礼な言葉ではないのです。
ですから、正しく歩けるのであれば、わたし達は皆ボケていないと解釈できるのですね。
心と身体はいつも連動しているので、歩けば、頭もしっかりし、歩かないと頭はぼんやりして
しますよ。というメッセージが込められている優しい気遣いが込められたコトダマなのです。
最近は若年認知症の方も多くなっているそうです。良く歩き、良くからだを動かすことが一番良い薬になります。
足には、いろいろなツボも集まっていますし、指先の筋力をつけると、つまづいたり、転びにくくもな
ります。
歳を重ねるたびに、ますます意識的に足腰を使いましょう。と、ボケという言葉で
伝えてくれていたのですね。
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