誰がつけたのか知らないけれど、ボケることを認知症と言う病名に変えてしまったのは、
大きな間違いかも知れません。四国徳島県から、高知県にわたる山村の一帯には、
大歩危=おおぼけと呼ばれる場所があります。漢字を見れば一目で、歩くことが大変危険な場所だと
いうことが分かります。確かにこのあたり周辺は土砂崩れなどが、頻繁に起こるらしいです。
単に歩くことが大変危険な状態なので、おおぼけと呼ばれるのです。
誰しも認知症になりたく無いという想いはあるでしょう。ボケないためには一体何をすれば良いのでしょう。
すぐに始められる方法は歩くことでしょうね。安定した歩きを習慣にすることで、足から脳の機能を向上させる
ことができるのです。特に足指を鍛えることが良いそうです。もし、歩くことができなかったら手を動かすだけ
でも効果があります。手にクルミや小さなボールを握り、指先を使ってコロコロと手のひらの上で回すだけでも
効果的です。以前中国にある東洋医学と西洋医学を併せた病院に行ったときに、認知症や脳梗塞なった方のリハ
ビリとして、ボールを手に握らせてコロコロ回すトレーニングが実際に行われていたのを覚えています。
身体を動かすだけで脳の神経に直接作用して、脳が活性化されるのですね。
本来、ボケるという言葉は、差別とか人を馬鹿にした言葉では無くって、良く歩き、体を動かしてください、
と言う有り難いメッセージだったのですね。
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